Chikuma Possible-4 Ⅱ その3 ~外観等~
主に外観等について
紹介していきたいと思います。
一瞬何だかわからなくなるかもしれませんが、コチラもれっきとしたPossible-4Ⅱの付属品です。
手袋が付属する理由は明快で、
Possible-4Ⅱは金属表面の科学的処理がなされていません。
Possible-4Ⅱの筐体はA7075、一般的には“超々ジュラルミン”と呼ばれるアルミ合金で製作されています。
このA7075、硬さ、軽さには大きなメリットがあるのですが、反面錆びやすいというデメリットがあります。
一般的にはアルマイト処理などを施し腐食防止をするのですが、
Possible-4Ⅱは音質劣化を回避するためにアルマイト処理は成されていません。
表面保護用にオイル塗布はされているのですが、素手でガッチリ触るとやはり錆が出るそうです。
そんな訳で取り扱いは手袋推奨、
青色のパネル部分はアルマイト処理済みですので、プラグの抜き差しだけなら手袋を使わなくても行えました。
社名、製品名の彫りこみとコンセントの画像、
コンセントは1個口×4、個人的な印象かもしれませんが管理人は
二個口のコンセントに比べて一個口は明らかに音が良い
と思っています。
そんな訳で二個口×2でなく一個口×4の構成は大歓迎、
コンセントの固定ねじは見えませんので、中から筐体に固定してあるのでしょうね。
ちなみにPossible-4とPossible-4Ⅱの大きな違いがコンセントの固定方法だそうです。
インレットの固定部分と筐体の組み構造、
インレットの固定ねじは中空の特製品で、メーカーのこだわりが良く見える部分です。
組み構造を見ると隙間があるようにも見えるのですが、
サイドパネルの加工がこのレベル、
画像の中にサイドパネルとトップパネルの合わせ目があるんですけど、わかりますでしょうか?
この精度で加工ができるメーカーである以上、上の隙間はおそらく振動対策の一環として故意に作られたものであると思います。
コチラは脚部の画像、
ねじ込み形式でねじ込みの長さによって音質の調整も可能とのこと、
こちらもわざとだと思うのですが、ねじ穴とねじ山のサイズが違い、足だけ触るとやや揺れます。
4本の脚部ねじを調整すれば、自重の大きさも助けになってガッチリと安定設置が可能になりました。
その安定感たるや、
硬くて太い、エソテリックの電源ケーブル8N-PC8100を直にさしても微動だにしません。
参考までに自重は3.5kgでした。
取りあえず紹介はこんな感じです。
性能的な面に対する満足度は昨日の記事でご理解いただけたかと思いますが、
外観の満足度もまた、格別です(喜)
性能に対する評価が熱くなりすぎましたので、コチラは冷静目を心がけてみました。
いずれにしても管理人大満足のPossible-4Ⅱ、
モニター価格で購入できるなら絶対にお勧め、通常価格でも十分にお勧めに値する製品です。
興味のある方は是非自宅試聴を依頼して見てください。
きっと、驚きの体験ができると思います。
それでは本日はここまで。